1940年代のKDジャケットの資料を参考に、衿をカットオフし、リラックス感のあるドロップショルダーのシルエットにすることで、女性らしい雰囲気のあるジャケットに仕立てました。KDとはKhaki Drillの頭文字で、生地の種類と軍服を表す英国の軍事用語です。1900年〜1950年代まで砂漠や熱帯地域で戦闘服として着用され、現在も英国軍によって使用されています。生地はヘンプ100%のキャンバスです。ヘンプの糸はリネン以上に伸度がないため平織り組織に織り上げる事は極めて困難なため、ヘンプの高密度キャンバスは存在そのものが貴重です。軽く袖をたくし上げてワンピースに羽織ったり、ワイドシルエットのチノパンなどにも良く合います。

(SIZE)
6(S)(肩幅 46.0cm 身幅 53.0cm 着丈 60.0cm 袖丈 51.5cm)
8(M)(肩幅 47.0cm 身幅 55.0cm 着丈 62.0cm 袖丈 52.5cm)


(素材)
HEMP 100%


(生産国)
Japan

1949年イギリス生まれ。
17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。
カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。
3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。
本格的に海外への展開を開始。
1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。
ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。
ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。